本ドキュメントでは、SAP on AWSに関する情報を整理します。
更新履歴
- 2016年5月1日:新規作成
- 2016年5月12日:m4.10xlargeインスタンスのSAPベンチマーク記録の更新(Cert16014)によるSAPSテーブルの修正
- 2016年5月17日:新しいx1.32xlargeインスタンスのSAPベンチマーク取得(Cert16021)によるSAPSテーブルの修正
- 2016年9月14日:Oracle Databaseサポートと新しいx1.16xlargeインスタンスのSAP認定に伴うSAPSテーブル修正
- 2016年12月30日:新しいr4.16xlargeインスタンスのSAPベンチマーク取得(Cert16069)、m4.16xlargeのSAPベンチマーク取得(Cert16068)に伴うSAPSテーブル修正
- 2017年12月31日:X1eファミリに関連したSAPSテーブル修正
- 2018年5月30日:M5/C5ファミリに関連したSAPSテーブル修正
- 2018年10月1日:R5ファミリ/High Memoryインスタンスに関連したSAPSテーブル修正
関連するSAPノート
はじめに、SAP on AWSに関する最新情報や詳細は以下のSAPノートを参照してください。
本稼働サポートされるSAPアプリケーション
以下は本稼働利用可能なSAPアプリケーションです。非本稼働であればすべてのSAPアプリケーションをAWS上で利用することができます。詳細は
SAP Note 1656099を参照します。
- SAP NetWeaver 7.0以上のABAP, Java, ABAP+Javaスタックとそれらを基盤とするSAPアプリケーション
- SAP BusinessObjects Planning and Consolidation on NetWeaver (BPCNW)
- TREX 7.10
- SAP liveCache 7.9.08.31以上
- SAP SCM Optimizer 12.0以上
- SAP BusinessObjects Business Intelligence (SAP BI) 3.1以上
- SAP BusinessObjects Financial Consolidation 10.0以上、10.1 SP5以上
- SAP Afaria 7以上
- SAP IQ 16.0 SP08 PL20以上
- SAP Business One
本稼働サポートされるAmazon EC2インスタンス
以下は各EC2インスタンスをセントラル構成(2-Tier)としたときのvCPU/SAPSとメモリーの対応表となります。分散構成(3-Tier)では、これらEC2インスタンスを自由に組合せることが可能です。非本稼働であればここに記載されていないタイプを含むすべてのEC2インスタンスを利用することができます。詳細は
SAP Note 1656099を参照します。
本稼働サポートされるAWS上のOS
以下が本稼働環境でのサポートOSです。非本稼働であれば未サポートになっているOSも利用可能です。詳細は
SAP Note 1656099を参照します。
(*1) RHEL 6以上
(*2) SLES 11以上
(*3) RHELとSLESバージョンは
Product Availability Matrix (PAM) for SAP BIを参照
本稼働サポートされるAWS上のデータベース
以下が本稼働環境でのサポートデータベースです。非本稼働であれば未サポートになっているデータベースも利用可能です。詳細は
SAP Note 1656099を参照します。
(*1) IBM DB2 LUW 9.7以上
(*2) MaxDB 7.8以上、liveCacheバージョンの詳細は
SAP Note 1656099を参照
(*3) MS SQL Server 2008 R2以上、SAPバンドルライセンスの利用規約については
SAP Note 2139358を参照
(*4) データベースサーバの稼働OSがOracle Linux 6.4以上のOracle Database 11g R2(11.2.0.4)、または12c R1(12.1.0.2)
(*5) SAP ASE 15.7.0.051以上
(*6) すべてのRDBMSバージョンは
Product Availability Matrix (PAM) for SAP BIを参照
本稼働環境のSAP HANAに利用可能なAmazon EC2インスタンス
以下はPure HANA、SAP S/4HANA、SAP Business Suite、SAP NetWeaverのデータベースとして利用可能なSAP HANA Infrastructure Servicesに対応するEC2インスタンスです。これ以外にもSAP HANA One(60GB, 122GB, 244GB RAM)、SAP HANA Developer Edition(17GB, 32GB, 68GB RAM)が用意されています。詳細は
SAP Note 1964437と
https://aws.amazon.com/jp/sap/solutions/saphana/を参照します。
また、認定構成の詳細は
SAP HANA認定IaaS Platformsリストにも記載があります。
その他の参考情報